Sunday, October 26, 2008

BAD systems!

日本でもアメリカでも夫婦別姓でいたので、そろそろアメリカの永住権もあることだし、あとあと別姓だと問題が出てくるから(確定申告とか家購入とか・・・)ビルの姓に変えるかーと思って、Social Security Office(社会保障事務所)に行った。ここはつまりは、日本でいうところの市役所とか区役所とかにあたる政府関係のところ。

それにしてもアメリカっていう国はとにかく待ち時間が長い長い2005年に結婚したときに、Social Security Office に行った時なんか、たっぷり2時間も待たされて私の順番が来たと思ったら「永住権を取った後でないとダメ」と言われ(しかも実際行く前に確認の電話をしていたにも拘らず)今週頭に再度、2時間たっぷり整理番号が呼ばれるのを待って、パスポートに貼り付けてある仮の永住権(本物の“カード”は6週間~6ヵ月後に送られてくるらしい)を見せて「苗字を変えてください」と申請した。そしたら「カードはどこ?あぁ、これが仮の永住権?そしたら結婚証明書が要るけど?」とあっさり言う。私がイライラしながら「この永住権は、アメリカの政府が私たちの結婚証明書などをもとに発行した正式なものです。これが結婚していることを証明しています」とクレームしたけど、取り付く島もない。それで更に食って掛かろうとした私を抑えてビルが「次回来るときに結婚証明書を持参するだけでいいんですね?」と念押ししてくれ、わざわざ1時間くらいもかけて車で来た小旅行は意味もなく終わった・・・。

そして、昨日の金曜日。オンラインでプリントした申請書に必要事項を書いて、結婚証明書とパスポート(仮の永住権付)を持って、意気揚々と一人で‘三度目の正直’とばかりに Social Security Office に出向いた。またまた1時間半ほど待って、ようやく私の番号が呼ばれた。前回のおばちゃんに言われた必要書類を、その別の担当者のデスクの上にどうやとばかりに並べて、その人がプロセスしてくれるのを待った。そしたらそのジジイまでもが「これではプロセスできない。本物のカードを見ないことには何も出来ない」と平気で言う。「カードが送付されるまで何ヶ月も待たないといけないんですよ。それまでに確定申告が出来なかったらどうするんですか?家を買いたかったら?」「それはそれでしょうがない」と言われてしまった。「前に担当してくれた人は後は結婚証明書を持ってくるだけだと言っていた」とイライラして言うと「それは知らない」と返してくる。結局‘二度あることは三度ある’に終わってしまった。何回も遠いトコロまで来させるような煩わしいことをするな!必要なコトは一回で言え!!!ここでの出来事だけでアメリカ全土を恨んだ (`Д´) ムキー!

そして近くの DMV(陸運局)に、私が持ってたカリフォルニアの運転免許証からNYの免許証に変更する手続きをしに行った。既に電話で必要書類の確認をしていたので、抜かりはないはず・・・と Social Security Office での嫌な一件が忘れられるように祈った。整理番号が呼ばれるまで数十分ほど待って、担当者のカウンターへ行くと「なぜ社会保障証の名前が結婚前の名前のままなの?」ときた。「だーーかーーらーー!」と、もう少しで汚い言葉を使いそうになりながらも、事情を説明すると、上司を話し合いながら、二人はどう処理していいか分からない様子。最終的にはプロセスしてくれたけど、待ち時間の長いこと、長いこと ヾ(*`Д´*)ノ"

ムカムカしたまま、帰り道にあった携帯屋さんに入って、携帯本体のモデルを見たいと言うと、どこからどう見てもネットサーフィンしてた20そこそこのヤンキーチックな店の子は「ネットで見れるからネットで見たら?」と私をチラリと見て言った (;-_-) =3 フゥ ここまで来るとどうでもよくなってくる。



これが日本やったら!!と目じりを上げたまま、私のストレスだらけの一日は終わった・・・ 凸(`△´#)凸

4 comments:

Anonymous said...

こんにちは☆
何だか私たち日本人では考えられない事態になってますね!困ったさんが多いようで★
でも、根気よく頑張ってくださいね!!
遠く日本から応援してますからね~!!!

美佐

Anonymous said...

ありがとう!!お国が変われば常識が通じないのは分かってたつもりでも、メリケン人よ、サービス精神を持って仕事をしろと言いたくなってしまう・・・。
もちろん優しい人もいてるけど、そういう人に当たる確立が断然低いんで、とにかく口を大にして自分の思ってることを言わないと、泣き寝入りしてしまう。
眉間にしわがよる機会が多いこの頃です。

Anonymous said...

カナダのお役所仕事も似たようなもんです。日本って、ほんと何でもちゃんとしてますよね~。住んでるとそれが当たり前に思いますけど、外にでるとそういった事は凄い事だったんだ~と見直したりして。電車なんか時間ぴったりに来るなんて、ヨーロッパではありえなかったし :)。夫婦別姓は敦子さんも言うように後々何かと面倒になりそうなので、結婚するなら多分私の姓は変えると思います。姉妹なので、苗字が絶えてしまうけれど、うちはそういうのは全然おかまいなしだし、私もあんまりこだわりはないので。カードとかの手続きは面倒ですけど、どうせ住所も変更しないといけないんだったらその時に出来るか~と。「地球人類皆兄弟」はシステム的には程遠いですね・・・。苗字は変えたら変えたで寂しくなるものなのかしら?

Anonymous said...

ホンマにシステムが違うと困る。何から何まで違うもん。

カナダがどういうやり方をしてるかは分かりませんけど、アメリカとカナダのシステムが似てるんだったら、パスポートは戸籍をもとに作成されてるから、日本で苗字まで変えてしまうと後々楽チンかもしれませんね。(パスポートは一番のIDやから)
私の場合、いろいろつっかえてしまったのは、こっちのお役所で私の新苗字を証明できる正式書類が足りなかったからなんです。証明書類はポイント制になってて、パスポートだったら4点とか(全部で6点必要)。私のパスポートは別名表記なんで
{Atsuko Minamoto(Borella)}
というのからは、Borellaが苗字であるっていうことが正式に採用されなかったんです。グリーンカードがくれば解決するんで、全てを一揆に変更するつもりですけど。

アメリカ人に聞いたら、クレジットカードとか免許証とか結構旧姓のままほっといてる人が多かったりするけど、外国人である私たちはなにかとトラブルになるかもしれない・・・。

私はミドルネームにMinamotoを残したけど、明美さんもそうすれば寂しくないかも??