Friday, March 23, 2012

Mottainai

レストランで食べきれなかったものをお持ち帰りする入れ物と言えば、こういった発泡スチロールの、通称ドギーバッグが有名
発祥は1950年代のアメリカ・シカゴであるらしい
やっぱりアメリカ
アメリカのレストランでの量は多いので、たいていの人が食べきれずに残す羽目に
なので入れ物をもらって持って帰るのが通例
(西海岸では入れ物をもらって自分で詰める。東海岸ではレストラン側が詰めてくれる。真ん中辺りのテキサスでも自分で詰めた。どこの地が境界線なのだろうか。ちょっと気になる・・・)
一見、アメリカ人の「もったいない」精神の表れなのかと考えられる
と・こ・ろ・が・・・


7割女性であるうちの会社なんかでは、頼んでかなり余った宅配サンドイッチやらピザやらを手に付ける人がほとんどいない!
サラダなら分かる
出張者であれば分かる
なのに「え?持って帰るの私だけ?! もったいない。晩ご飯になるのに?!」というパターンも珍しくない

何故?!?!?!?!
レストランでの食べ残しお持ち帰りをするアメリカ人は91%という統計ながら、会社のランチの残りは持って帰らない・・・

よくよく考えた結果、ここにアメリカ人の国民性を見た

つまりは、無料であるケータリングをわざわざ家に持って帰るという行動自体が貧乏臭く、それを他人にさらしたくないという見栄か?
(電車やバスといった公共交通機関に使うという行為自体、貧乏臭いと言って避ける人もいるし、作った食事が残れば、翌日に回すことなく捨てるという人の話も聞く

まだまだ不思議国、アメリカ

★ 豆知識 ★
ドギーバッグとは、主にアメリカで、食べ残しを持ち帰る気恥ずかしさを紛らわすために“犬(ドギー)のエサにする”と言い訳したのが始まりらしい






Mottainai in Japanese refers to far more than just physical waste (resources) as in other cultures. It can refer to wasted and wasteful efforts and actions, activities, time, souls, talents, emotion, minds, dreams, and potential. It is even used to refer to thought patterns that give rise to wasteful action. Mottainai activities commonly lead to anger or protest when the person who is observing the utter waste is incapable of holding back their emotions. Those who do not dwell on the negative and are resigned to move on are more capable of sadly regretting.

The concept of mottainai as a term is roughly equivalent to the English phrase "Reduce, Reuse, Recycle

3 comments:

Anonymous said...

私も一度、フロリダでドギーバッグでお持ち帰りしました! いっぱい残してたので、持ち帰れて罪悪感も薄れたのを覚えてるなぁ。
あ、自分で詰めました(笑)
見栄かぁ。ふふ、本当にお国がらですねぇ。

Misa

Akemi said...

そうそう思い出した、オハイオで友達のアメリカ人夫婦と食事に行った時、ドギーバッグでお持ち帰りしたけど、超正直でサバサバした奥さん(モデル並に美人!)が言ってた。「こんな事して持って帰って、家で食べたことなんてないのよ。みんなそうじゃないかしら。単なる見栄の習慣。ばかみたいよね!」って大笑いしてた。なので、90%以上の人が持ち帰っても、はたして何%の人が家で食べてるのか?!最初から量を減らせばいいのにね~。初めてアメリカに行ってレストランで食事した時、これ、家族4人分だよ・・・ってびっくらこいたもんだ・・・(お~、23年前!)

Atsuko said...

美佐ちゃん
なるほど〜、FLは自分で詰めたか・・・
では東北地域が自分で詰めないのかな・・・?
これからもっと気にしてみようっと。

明美さん
そう、持って帰っても冷蔵庫の後ろに回って食べきらん人も多い。
アメリカのレストランって最初の大盛りサラダとかパンとかで、メインに行く頃には既にお腹いっぱいになってしまってねぇ。うちはもう1品余分に頼んで、残り物と一緒に持って帰って、翌日食べるのが逆に楽しみになってるけど。ま、その前に、外食というものは数ヶ月に1回くらいで、その時は二人ともテンションが非常に上がる。