Sunday, March 22, 2009

気付いたお国の違い②・・・というか大阪の特徴

誰もが必ず見かける
エスカレーターでの片側あけ

本体は安全面で危険視されて禁じられているらしいエスカレーター歩行、ベルト手すりを持とうとしても、通勤中のグランドセントラル駅のエスカレーターは結構長いものなのに、手すりがやたらと汚い。よくうっかり忘れて握って歩こうとしてしまうけど、手にべっとりと黒い油が付いて「うわー」と思ってしまう。誰かがいたずらで油をべっとり付けたのか、検査の人が点検してた時のまま拭うのを忘れただけなのか、エスカレーター歩行を阻止するために付けたのか・・・。


あと、エスカレーター自体で考えても
1.歩いたり走ったりすると故障が起きやすい
2.片側に寄って乗ると故障が起きやすい


という理由で本当は片側に寄ってはいけないらしい。真ん中に立てと言う。邪魔な話。


そして気になったのが、アメリカのエスカレーターで歩行者が使うのは常に左側。香港も左側歩行。


関東では右側歩行・関西では左側歩行の傾向になってるのがよく知られていることであるけど、ということは日本で関西は邪険に扱われながらも、実は国際標準だったのか!?と一瞬喜んでしまった。


ちゃんと調べてみると、エスカレーターが珍しかった1970年の大阪万博のとき欧米に習って右側立ち&左側歩行にしたらしい(欧米の高速での追い越し車線は左側だから)。和歌山は大阪の影響をかなり受けてるから、その関係みたい。
でもよくよく考えると日本では上りエスカレーターは左、下りは右にある。車を運転する道路と同じ。
(関東のエスカレーターで立ち止まってる人は左、運転手側も左)
アメリカと香港は上りは右、下りは左。
(立ち止まってる人は右、運転手側も右)


そして、左側歩行は関西全体と思いきや(大阪と和歌山は少なくとも)京都は関東方式らしい。ということは、少なくとも大阪と和歌山が世界基準で見ると独特であるのか・・・。

結論:よく大阪は日本でも特殊だと言われてるけど、このエスカレーター事情にきても、やっぱり個性があった

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