Sunday, February 1, 2009

Headache from Mortgage

サブプライム現象があちこちで起こって、たくさんの人が仕事を失い、家の価格もかなり下がって(おかげで私たちがBuyer's Marketに参加できるようになって)購入する家が決まって、家の検査も終わって、やっと落ち着いたと思えば、更なる問題が・・・。

不景気チャートでの矢印はまだまだ下がって、私たちがローンを組もうとしていた
超大型銀行であるBank of Americaですら経営難
であることが明るみに出て、アメリカ政府からの資金援助で破産は免れたものの、銀行内のパニックはすごい!Bank of America のある支店のローン担当(結構地位は高めの人)との口約束でローン契約が通っていたのに、いきなり何の前ぶりもなくローンの%を上げてきた。「そんな話は以前一言もしてなかった」と怒ってみたり、私たちの弁護士と話をさせてみても、らちがあかない。とにかく向こうは会社の経営状況が原因で内部のゴタゴタがすごいみたいで、一顧客の私たちの心配なんか二の次で、自分の職を守ることで精一杯の様子。

「Enough is enough!」とぎりぎりでBank of Americaを蹴り、弁護士を通して、ローン申請の期限を延ばしてもらい(期限の2日前にいきなり白紙になってしまったから)またステップ①からのローン会社探しに・・・。伸ばしてもらった期限は10日間。ローン会社によって私たちが払う利子率がもちろんかわるので、私たちみたいな30年ローン者にしてみれば、0.2%でも変われば、結果的にはすごい差額になる。

特にアメリカでの便利地域(都会から近い通勤範囲内)での毎年の固定資産税はめちゃめちゃ高い!家の年数(新しければもっと高い)や大きさや価値にももちろんよるけど、ちなみにビル実家の隣の家(といっても、離れているので人を見たこともなければ交流もない)は超豪邸の金持ち。そこの固定資産税は毎年260万円というから、ローン+固定資産税(毎月のローンに加算できる)だけで、月々の支払はすごい金額になる。

日本みたいな毎年2回のボーナス(月給の1倍から1.5倍)というシステムがないので(アメリカではボーナスがあっても数万くらいの寸志らしい)"ボーナス払い"というのは存在しないに等しい。ということで、私たちのBittersweetがあるコネチカットのWilton(NY州との州境の近く)はいわゆる"望ましい"地域の一つにあたるので、税金が高め。ローンだけでなく、これからの固定資産税(基本的に上がることはあっても下がることはない)を考えると、私たちが支払いに一生懸命になるのは目に見えてるので、出来るだけ出費を控えて、少しでも低めの%で処理してもらいたいのが、一番の願い。

毎日のように会社からLay-off(一時休職)される人がいて、"一時"とは名ばかりの解雇なんで新聞とかはそういうニュースでいっぱい。暗いニュースばっかり。


2 comments:

Anonymous said...

大変だ~、一難去って又一難?!アメリカでも固定資産税ってあるんだね(無知)。うちは下がり続けてるので、年々下がって普通だと思ってた(無知2)。おばあちゃんから贈与された四国の土地なんか、途中で通知が来なくなったし(つまりタダ)。日本は土地が少ないのにたくさん人が住んでるから高いのは当たり前かって思ってたけど、アメリカなんか広大なのにさ~。下がらないって不思議。しかし・・・大統領が変わっても、世の中の景気が変わるのはまだまだ先か・・・。

Anonymous said...

もちろん固定資産税っていうのは土地の価値によって値段が変わるから、数万/年のところもあれば何百万/年のところもあったり、ピンきり。NY州南部(マンハッタン寄り)とNY州北部(カナダに寄り)とか段違い。このビル実家(マンハッタンまで電車で2時間)とかコネチカットのWilton(マンハッタンまで電車で1.5時間)は都会に近いので、家の値段も固定資産税もすごく高い。

田舎に行けば家が数百万円で帰るところももちろんあるし、それはカナダでも同じやろうな~。

日本ではものは何でも中古になれば価値が低くなるけど、アメリカ(きっとカナダも)はコンディションがよくて古い家なんか価値がどんどん上がっていくから、困ったもんだ。