Friday, December 31, 2010

明日は12月31日!早い!

It's been a while!
Yo, what up B! Bill desu!

ブログの更新をかなりさぼっていた・・・
アメリカにいると、年末だという意識が少ない。
明日はもう12月31日!
日本では紅白があって、寺に除夜の鐘を鳴らしにいって、初詣に行って・・・と年越しで気分がワクワクするもんやけど。

アメリカだって、ハロウィン・サンクスギビング・クリスマス・新年と立て続けに冬のイベントがあるにも関わらず、育った環境が違いすぎるからか、うまく師走感が味わえず。

2010年はイライラすることが多くて、大人らしい対応が出来てなかった(後ろを運転する車に文句言いにいったり)から、来年は行動する前に冷静な対応が出来るようにする。これが私の新年の抱負。
ビルの新年の抱負は?
「抱負を掲げるのをやめた!」
だそうです。なにそれ?!

後日11月に行ったマサチューセッツへの旅など、載せたいと思います!
よいお年を!

★ 追伸 ★
私の新年抱負その②
いつもどうしても間違ってしまう英文法を来年こそは直す!
「I don't know if I can(出来るかどうか分からない)」
の「IF」を毎回忘れてしまって
「I don't know I can」
と言ってしまうのです。
たった一つ「if」が抜けるだけで、ビル曰くトンチンカンになるらしく。
普通のアメリカ人だったら言ってる意味さえ理解してもらえなくなるという。
気を付ける!!!!


Monday, November 15, 2010

Eat and Run

This is a video we took last summer.
We have a lot of racoons eating garbage, bird seeds, you name it.
When they are hungry, they just go for it!

しばらく前のことになりますが、夏に撮った動画です。
ここら辺は自然いっぱいで、鳥の餌に群がる生き物が多い。
一番はリス、その次はアライグマ。
鳥の餌小屋に逆さになって種を食べまくるリス(昼)、その周りで怖がって寄り付けない鳥たち。
夜になれば夜行性のアライグマの番。見事に一晩で空にしていってくれます。

特にアライグマは利口で、餌の入っているアルミ缶(80cmくらいの高さ)の蓋を開けて、中に入って たらふく食べます。なので私たちは、蓋の上に大きなセメントを置いて、更には鍵までかけています。

慎重になった私たちを相手に、お腹をすかせていたアライグマ。
至近距離まで近づいてきました。
動画を撮っていた私からも1mの距離。

Thursday, November 4, 2010

Simon's Cat

ネコ好きにはたまらんアニメ。

Bill's cousin, Melanie showed me this youtube clip.
This is one of the series.

Sunday, October 31, 2010

Halloween with Hungry Blackstones

明日は

大きなパンプキンを二つ用意して、彫るつもりがもう明日が当日・・・。

Tomorrow is Halloween!
I don't even remember what we did last year.
Time's gone by way too fast.
Well, Bill brought some big pumpkins from farm, and we got no chance to carve them!
Is it like for everybody?
When you blink, one year passed...




Here is a video clip we taped yesterday.

An update of our Blackstones.

Once again, the one with the yellow collar is Zoe (girl).
The other one is Jiji (boy).
It's getting chilly, and they like to cuddle face to face.
They like to cudde on my side of the bed for some reason.
They sleep like people - putting their heads on a pillow.
I always end up sleeping on the edge of the king sized bed...

Thursday, October 21, 2010

今年のモットー

今日仕事が終わって、最寄の駅から近所のグネグネ道を車で走っていた帰り道、後ろを走ってる車がやたらとあおってきた。
日も暮れてたし、安全運転で走っていた私は、普段ならよくあることと流すところ、今日は非常にイラッときたのと、運転してたのは地味目の色の車だったのと(普段乗ってる真っ赤なトラックだったら話は別)超安全な近所を通っていたのと、まだ19時で他の車の通りもあったのと、ピザの宅配車であることがバックミラーで確認できたので、途中の道で停車して、その運転者に歩み寄って・・・
「あおるのやめて下さい。車間距離とってください」と丁寧に言った。
ピザの宅配で急いでいたらしいそのヤンキーは、それは私の勘違いだの一点張り。
さらには「度が合ってないんじゃないの。メガネを換えた方がいい」と言って来た。
カッチーンと来て、その車のナンバープレートをメモッた。
警察にこのヤンキーを通報してやろうかとか、いやがらせホットラインでもあれば電話してやりたいと思ったけど、そこはアメリカ。消費者(?)に優しくない。
そんなことは無駄だと冷静になってみれば思い知らされる。

最近 護身用にPepper Spray(唐辛子スプレー → 下記参照)をネットで購入。

携帯用のピンク色で非常に可愛い手のひらサイズ。

州ごとに法律があるアメリカで、この州ではOKでも隣の州では違法になることもしばしば。
例えば、車を20分走らせたニューヨーク州ではバイク乗車時のヘルメットは交通法で定められていても、ここコネチカット州ではノーヘルOK。なので、高速なんかでハーレーに乗ってるバイカーがヘルメットなしで150kmとかで横をとばしてるのをみると、逆にヒヤヒヤする。
あとは、ニューヨーク州では家庭用の花火ですら違法。でもコネチカットでは家庭用のものならその辺のスーパーで売ってて、もちろん合法。

この唐辛子スプレーも同様。
ワシントン州では所持は警察による登録要だったり、マサチューセッツ州(ここから2時間)では銃所持の許可のある人のみスプレーの所持可能だったり、大事。
ちなみにコネチカットは特に法令がない。

使わないに こしたことはないけど、常に守りの体制でいることは大切。

イラッとしても冷静でいられるようにしないとな・・・。
今年のモットーにしよう。
今年もあと2ヶ月強で終わりやけど、笑。


トウガラシスプレーは猛獣や暴徒などに対する自衛手段として用いられる催涙スプレーの一種である。

主成分はカプサイシンで、吹きかけられると目や粘膜の痛みと一時的な盲目を引き起こす。後遺症が残らないため非致死性兵器として用いられている。トウガラシスプレーは、刺激的な薬品であり、目の痛み(一時的な盲目)・呼吸困難・鼻水・せきなどの症状を即時に引き起こす。(ウィキペディアより)

Monday, October 4, 2010

Investiture Knights of the Holy Sepulchre


昨日は大学時代の友人の啓子ちゃんと13年振りの再会。
啓子ちゃんはニュージャージーに住んでいて、お互いマンハッタンまでが電車で1.5時間と遠目。
私が東海岸に来てほぼ2年。念願のリユニオンが叶いました。

さて、待ち合わせまで時間があったので、大学時代初めてニューヨークに来たときに行ったきりだった、セント・パトリック大聖堂のステンドグラスを見に行くことに。
会社のすぐそばなので前を通ることはしょっちゅうあっても、中に入るのはこれまた14年振り。


さすがに超有名な大聖堂。
観光客で国際色豊か。
すると通路にロープが張られ、端の方に行くようにセキュリティーの人に指示される。
右に黒いマントと黒いベールを来た女性、左側に黒いスーツ・黒い蝶ネクタイ・白いマント・黒いベレー帽の男性が並んで ものものしく大聖堂に入ってきた。
そのあとは、ロゴが見えるように折りたたんで腕にかける集団が続いて、そのあとは男性集団だけ(マント着)、子供数人(Altar Boyと呼ばれる)、また大人とぞろぞろ進んでいく。




30分くらい見てたけど、正直なんのサービスか分からず、グーグッて見た。
Investiture Knights of the Holy Sepulchre というセレモニーだったらしい。
検索してもやっぱり意味分からず。
いつの時代??と交錯しそうなくらい、映画みたいな感じだった。
宗教の力というのは・・・すごい。うーーん。


Tri-State BBQ


かなり前のことになりますが、9月18日(土)に会社の上司・同僚を招いてBBQをしました。
ニューヨーク・ニュージャージー住人がわざわざコネチカットまで来てくれて、まさにTri-State BBQ となりました。
前日は仕事帰りの8時半からビルと食材・飲み物ゲットのための買い物へ。
家に帰ると11時ごろ。
当日のスタートは3時だったので(アメリカではこういう御呼ばれにはわざと時間通り来ず少々遅れてくるのが礼儀)時間もあると余裕をこいて、前日準備はゼロのまま。

Julie(↑)
上司船津さんの奥さん・部長有川さんと奥さん・わざわざカリフォルニアからの参加の桐戸さん(↑)


ブラジル人のMarcio(↑)
と言ってもアメリカ育ちなので、日常は私の英語の先生に徹してくれます。
ビルからは聞いたことのない難しい書き単語を教えてくれます・・・。
私が言い間違いをすると即座に訂正してくれる貴重な存在。

せっせとシシカバブを作ってくれるビル(↑)


船津さんの息子の佑一郎くん。
私が入社した当時はまだ奥さんのおなかの中にいたのに。


まずは昼の部の集合写真(↑)
有川さんの奥さん・Larry・Marcio・Julie・私・Keikoさん・Troi・ビル


 全員でも10数名だったので、ちょうど人数的に良かった。
みんなに椅子があったし・・・。
あまり大人数になると、全てに目が届かないから・・・。


木々も超グリーン・グリーン。

そして夜になり、恒例のビルのハーモニカ演奏。
うちの会社のことを歌っているところ。
私は家の中でフローズンマルガリータを作っていたので、参加できず。



有川さんご夫婦がお取り寄せをしている高級蕎麦を持ってきてくれました。
しかも、刻んだネギ・ツユ・プラスチックのツユ入れ・割り箸まで人数分 持参して来てくれて、この完璧なまでの準備に感心してしまいました。
みんながワインやらデザートやらを持って来てくれて、助かりましたー。


普段は下のアスファルトの上に置いてあるボンファイヤーを上のみんながいるところに持って来ました。
雨上がりの土曜だったので、湿気もありなかなか火が回らず時間がかかったけど・・・。

 


いやー、楽しい一日でした。
気の知れた人たちとのBBQとは準備段階から苦にもならず、気付けば真夜中。
今年の夏最後のBBQでした。

Tuesday, September 7, 2010

US Open 2010

やって来ました

US OPEN!!

US Open(全米オープン) と言えば、ウィンブルドン(全英)・フレンチオープン(全仏)・オーストラリアオープン(全豪)を含む世界4大テニス大会の一つ!この4大グランドスラムのトーナメントの最後を飾るUS Open!

今年は錦織圭が大健闘で、でも残念ながら第3回戦でリタイア・・・。

会社からQueens にあるFlushing Meadows に地下鉄⑦に乗って50分。
メジャーリーグ、メッツの本拠地であるCity Fieldの真ん前。

同僚のLarryとLoisとでウキウキ来てしまいました。
二人にとっては初ではないので、実際ウッキウキしてたのは私だけ・・・。
クールなアメリカ人。
夢にまで見た全米オープンに実際来れるとは思っていなかったので、こんなに簡単に来れたことがビックリ(私たちのチケットは後ろの方で$60) 

2万3000人を収容する超巨大スタジアムArthur Ashe Stadium を筆頭に、Louis Armstrong Stadium、Grandstand Stadium と3個、その回りにサイドコートが10何個。
フードコートやら店が多く並んで、まさにLarryの言う「カーニバル」というかお祭り状態。
ゲートの前には巨大スクリーンがあって、ゲームの模様を中継。
人・人・人!!!!



下は世界一のデカさを誇る野外テニススタジアムであるArthur Ashe Stadium。


この日は19時からVenus Williams とMandy Minellaの試合をこのメインコートで観戦。
Venusは世界ランキング3位で超有名且つ強豪。
ヒヤヒヤ場面もなく、あっさり4回戦へ。
その後、クレープ休憩をして、同じくメインコートでRafael NadalとDenis Istomin の試合観戦。
Nadalはランキング1位。観客の数が半端ない。
テレビで見るのと違って、細かいところまで見れないものの、ライブはやっぱり違う。
プロってすごい。
こういうの見てると、またテニスしたくなる。

アメリカ人もランクが低い選手を応援する傾向あり。
声援・拍手が飛ぶ飛ぶ。
セット間のブレイクのときは、他のスポーツ観戦同様、カメラが観客を写すけど、歓喜して踊る踊る。アメリカ人っていうのは明るい国民性っていうのを再確認する。


大興奮。
来年も来たい!!!

Monday, September 6, 2010

Summer Time in Maine


数週間前の週末にビル母がコテージを所有するメイン州にやってきました。
メインと言えば、カナダとの国境。超北です。
少々渋滞にひっかかりつつ5時間かけて、ビルにとっては1年ぶりの、私にとっては5年ぶりのメイン。

5年前のメイン・コテージと言えば、私たちが結婚式をしたところ。
毎年 紅葉がピークで晴れ率は100%というColumbus Weekendにガーデンウェディングを決行。
実際は紅葉は遅れて葉っぱは青々としてるわ、よりによって、大雨になった忘れもしない2005年10月8日!みんなの頭の上にタープをセッティングして、雨の音で声が通らず、大声を出して「I do!!」と言う羽目になった10月8日!!大雨で招待客の飛行機がキャンセルされたり、予約しておいたホテルがダブルブッキングされていたりと、いい意味でも悪い意味でも私たちだけでなく、招待客の記憶にも残った10月8日!!!一生分の悪運はあの日で使いきったと思いたい!!!!!

さて・・・、ビル母の持つコテージは湖の真ん前。
地元の人たちと避暑に来る人たちで湖は結構忙しそう。
ボートで遊覧したり、ジェットスキーをしてたり、海水浴(湖水浴?)としてるリラックス組ばかり。


さっそくボートのエンジンにガソリンを入れて、湖を一周。
名前はLittle Sagaboでも、約300以上の家が湖のど真ん前を占領。
いいサイズの「Little」Sabago。




当時の気温は大体25度くらいで、風もあって最高な天気。
メインは緯度で言うと北海道くらい。
だから8月になると昼は気持ちいいけど、夜は電気毛布使ったりと言う、涼しさ。
海とか川と違って、上流下流がなくって、水に動きがないので、外気温より暖かくて、いったん水の中に入ると出たくなくなる。


小島に家を建てる人もいたり・・・。
車は道沿いに止めて、家と岸の往復はボートで。
こういう人たちはこういう家を別荘で使っているだけなので、天候が悪いとここには来ないはず・・・。冬はマイナス10度!
NYエリアですら1年の半分は冬だと文句を言ってるのに、ここまで北方になると、想像すら出来ない・・・。


私が一人湖水浴をしている時、ビルは沼を見つけて恒例の生き物探しを。
1時間くらいじっくり時間をかけて、写真撮影をしていました。
足がつかないとこで一人でぷかぷか遊んでいたので、さすがに手足が疲れてきて、ビルに帰ろうと促した私。でないと、ビルは日が暮れるまで帰ってこないので。
そしたら、足首から血をダラダラ~~~~とさせてビル登場。
どうやらヒル(下参照 ↓ )に噛まれたらしい。



さすがビル。
慌てる様子はゼロ!
気付いたときにはヒルは既に取れていて、噛み跡(虫に刺されたような)だけが残っていました。どうやらヒルというのは噛むとき特殊な物質を注入して、血小板が血を凝固される働きを止めるのだとか。なので、血は止まらずダラダラと流れてくるらしい。
結果的には一見 重傷に見える箇所も実は小さい噛み跡だけで、痛みもないらしい。
どこかの国ではヒルを傷口にわざとおいて、悪い血だけを吸わせるっていうのをテレビで見たことあるし。


私と示し合わせ、帰りは私の肩に寄りかかりながら、足を引きずり、重傷を装って、ビル母をビックリさせるのに成功しました。
運がよければ俳優になりたいビルでした・・・。

Monday, July 12, 2010

Afternoon @ Crysler Building

金曜日の朝、同僚を話をしてる最中いきなり歯の詰め物がとれた。
アメリカの保険制度は最悪で、国保がなく全てがプライベートの会社から購入しないといけない(車の保険みたいに)
しかも、健康保険には歯医者と眼科はついてこないので、希望者はさらに別個で買わないといけない。歯医者はさすがに追加購入してたものの、留学時代を入れても(このときは保険には未加入だった)アメリカに来てから一度もアメリカの歯医者に行ったことがなかった私。
藪医者も多く、どう判断したらいいか分からなかったのと、とりあえず医療の請求額が高すぎるアメリカで、なるべく後回しにしていた歯の治療・・・。

「アメリカ人は歯が命」とは本当のことで、歯の保険に入っていると1年に2回 歯の掃除がただになるし、半年に1回は歯の検査をして初期段階で虫歯を見つけようとする姿勢が大きい。歯並びに至っては取り付かれたかのような騒ぎよう。子供のときに矯正を済ませる人もかなり多い。
歯並びと歯の白さが原因で職探しの結果が変わることもある。
(こんなに歯に対して敏感なのもアメリカ人くらいで、お隣のカナダはそこまでじゃないし、イギリス人はガタガタが多い。そしてそれもアメリカ人にとってはジョークの対象になっている)
ちなみに、日本人には愛嬌があるとされている八重歯もこっちでは「汚い歯並び」とされてしまう。容赦なし。

今回大きな詰め物がとれてしまって、歯に大きな穴が出来てしまった。ほっとくわけにもいかず、同僚が勧めてくれた、うちのお客でもある歯医者にさっそくその数時間後に行くことにした。

会社に近いので仕事が抜けやすいという事情でも選んだこの歯医者、場所がなんとNYの観光地の一つとして超有名なクライスラービルの69階。エンパイヤーステートビルと並んで概観がきれいな高層ビルとして、写真を撮ってる観光客で前の道とかは結構賑わっている。

My first dental experience in America was great!  Except the payment part, of course...
Friday morning I was talking with my co-worker, and all of a sudden, a crown came off.
So I decided to take care of my big hole in the tooth.

The dental office I (actually my co-worker) chose was something that you couldn't ask for better location - in the office of Crysler Building in NYC!
Although there is an amazing dental office whose interior is "zen" style - small water fall in the lobby and foot massage during the treatment!!!!!!  I heard they charge big bucks and I am sure that kind of places are for the rich.
I chose this dentist because 1) the office is the closest from my work 2) she is our customer (I work in dental business), and I was desperately hoping she would give me some sort of discount and 3) she's got a good reputation from my co-worker.
It was gorgeous enough to go upstairs of that famous Crysler Building, that you are not normally allowed to go anywhere but its lobby.
What an experience!
I just wish the bill for the treatment never came to me!!!!
Oh, another stress.


エンパイヤーと違って展望台がないので、通常は入れて1回のロビーまで。上の階に行くにはれっきとした用事があって且つセキュリティーが持ってるリストに名前が載っていないと通してもらえない。

なので今回初めて上へ上がることが出来た。57階まで行き、Tower用のエレベーターに乗り換えて69階へ。エレベーターを降りると通路もなく、目の前が受付で少々戸惑った。

生まれて初めてのアメリカでの歯医者の経験だった。他の人から言われていた通り、何人かの先生がオフィスを共用していて、全てが個室。(なので予約の電話を入れる時「誰々先生でお願いします」と名指さないといけない)
歯医者とそのアシスタントがついて、最初から最後まで付きっきり(日本の歯医者のように、数席横並びで、セメントが固まる間、先生が他の患者を診るということはない)

違いと言えば、柔らかなクラシックがかかっているわけではなく、最新のポップ音楽が静かに流れていたのと、先生の服(下参照)と手袋の色が鮮やか。アメリカ人女性に人気の紫だった。


使ってる機械だとか、流れは日本とほぼ同じ。私の会社の製品を使ったことをきちんと確認して、治療は1時間で終了。
2年くらい歯医者に行っていないことを伝えると「それはダメダメ」と早速来週火曜日に虫歯チェックの予約を入れさされた。

会社で歯科材料部在籍のくせに、アメリカで歯医者に行ったことがないというのは自分でもすごいことだと思っていたし、社会見学の意味でもよかった。

ただ・・・。この1時間の治療(麻酔・局部レントゲン・詰め物)でおそらく数万円!(請求は後日郵送されてくる)保険適用でのこの高額さ!!!
何とかして欲しい、オバマさん。

Tuesday, July 6, 2010

Bill the Birder


ビルが手に持っているもの・・・
ウ××ではないですよ。

実はこれ、Owl Pellet と呼ばれるもの。

Owlとは日本語でふくろう。
ふくろうは肉食。小型哺乳類(ねずみとか)や小さい鳥や昆虫を食べる。
ビル曰く、ふくろうと言うのは、採った餌を飲み込んで、肉とか脂肪分とか消化できるものと出来ないものに分けて、消化できない部分は吐き出すのだとか。ネコが吐く毛玉みたいに。
分解してみると、食べた鳥の羽がまるまったものだとか小骨だとか、昆虫の足だとか、ねずみの歯とかが出てきた。
ふくろうの生態を見るには格好の観察物らしい。

Nature people would know what Bill is holding in his hand.
I really thought he got some animal's poopy, no doubt.
This is called an "owl pellet"

What is an Owl Pellet???
"Owls generally swallow their prey, small rodents and anything else they can manage to catch, whole. Their food travels directly from their mouth to their gizzard, an organ that uses sand particles, gravel, and digestive fluids to grind and dissolve the parts of the prey that can be digested. After the fat, muscle, skin, and internal organs have been broken down by the owl's gizzard and intestines, the owl is left with parts that cannot be digested. The teeth, claws, bones, fur, and other indigestible parts of the owl's prey become an owl pellet."


私に説明したあと、猫たちにも説明をするビル先生(上↑)
「Here.  This is called an owl pellet.  What is an owl pellet?  Good question! An owl usually...」
野生のものを食べた野生のふくろうのOwl Pellet を触っているけど、本当はサルモネラとかの危険性もあるらしい・・・。私も触らされたけど。

REJY

ビル父のグリーンハウスの中にはいくつかのツバメの巣があって、その中のひとつの巣から雛が落ちているのを発見したビル。すぐ真上の巣に戻してあげたものの、また翌日には同じ場所に落ちていたらしい。どうやら、強者〉弱者の式はこの世界でもあるらしく、弱い者を蹴り落として自分はもっと餌を得ようとする鬼兄弟のサバイバル戦争に負けた子をビルは家に連れてきた。
名前はRejy(Rejectから)

One night, Bill brought a swallow from the farm.  He fell from the nest in the green house a couple of times.  Seems like this guy was way too weak and that his brothers kicked him off the nest.  Bill named him REJY after "reject"
He tried to twitter but no sound came out.


口を大きく開けて鳴くものの、弱弱しすぎて声にならない。
ネコ缶と水を無理やり口にもっていって食べさせてみる。
時間はかかったもののなんとか飲み込んでくれた。
そのあと、お腹をさすってうんちを促すと、これも時間がかかったもののしてくれた。
下を向いたままで息が荒い。

We fed Rejy some cat food and water, but by 4:30 next morning, he couldn't make it...


私が1時半ごろに確認したときはまだ、荒い息のままだったのに、ビルが朝4時半に見たときは死んでいました。R.I.P.

Monday, June 21, 2010

マット・デイモン

昨日は買い物に次ぐ買い物で精神が擦り切れそうだった。
マスターベッドルームの洗面台とその家具やら(今現在 洗面台の代わりに、シンクのために丸い穴が開いたベニアを敷いている → 顔を洗いながらトゲがささる)、この1年ゲストルームに寝泊りしていたのが、そろそろマスターベッドルームへ移ろうと、ベッドルームセットを見に行ったり、第2ゲストルーム(コンピューターとビル部屋)の布団セットを見に行ったり(ベッドフレームはビルが拾ってきたのをキレイにしたもの)とあまりのイレギュラー使い振りにクレジットカード会社が盗難カードの詐欺ではないかと使用を仮停止していまったほどで、早く確定申告のお金が還付されて欲しいと切に願った(通常は4月・5月には戻ってくるところ、私たちは初家購入者としての追加控除還付があるので、3ヶ月も4ヶ月もかかってしまう)

そんな買い物にピリピリしていた私に、金銭感覚が私とずれているビルが追い討ちをかける。「これ良さげー」と持ってきた枕が一つ$60。「は?!私らはセレブか!」と付き返したり、あまり好きではないショッピングモールでの時間で更にお互いのピリピリは増す。ビルという人間は、いとも簡単に貧乏生活をする割に、使うときの金額がすごい気がする。その高額商品はたいていは長持ちさせたいものであり(車とか家具とか電化製品とか)、理にかなってるところもありながら、その投資額をどこから搾り出すのかをよく分かってくれない。

さて、途中の買い物地点であるホームセンターLowe'sでのBathエリアの店員が、1月に7.0マグニチュードの大型地震で23万人の人が亡くなったハイチ(西インド諸島)出身だった。近所の家が全て全壊したのに、同じ造りだった彼の家族の家だけが無事だったのは、何か科学で証明できない力が働いている気がするだとか、サイファイでもなく、こういう宗教がらみゼロのスピリチュアルな話題が大好きな私たち、洗面家具の前で立ち話をすること1.5時間。仲良くなった彼に「同じ商品がこの店舗だと150ドルも安いからそこへ行った方がいい」という内部情報ももらって、そそくさと次の店へと移動。

店の外でビルを待たせて、大きな家具を台車に乗せモタモタ支払いをして店から出ると、ビルが筋肉ムキムキの30代後半のマッチョマンと親しげに話をしている。

「彼ハンターのデイブ」と紹介してもらって「どこでハントするの?」「この近所でもするし、北の方に行ったり、外国でもするし・・・」「何をハントするの?」「鹿とかクマとかイノシシとか、他にもいろいろ・・・」と「・・・」箇所に何かが隠されているようで少々気になっていたけど、ビルが補足説明をしてくれた。なんと彼、正真正銘の元海軍スナイパー!!!!彼が使っていた軍用の銃は1千万円。
  

掘り下げていくと実に興味深い。



高度のトレーニングをしているので、人目で脅威のもの(つまりは犯罪者もしくはテロリスト)であるかどうかの見分けが付くらしく、ワシントンDCとマンハッタンには沢山いるという。


機密内容を漏らすと、もちろん組織から殺される。


敵に捕まって殺されたときに、あとでアメリカのメディアに身元がばれる事態(軍機密もばれる恐れアリ)を避けるために、第一任務前にタテゥー除去・歯科処理(詰め物を全部取り替えたり、過去の歯医者が行った処理を全て新しいものに換えて、歯から身元判明を避ける)をして肉体的アイデンティティーを取り除いたとか・・・。

アフガニスタンで刺された痕とか、撃たれた痕とか見せてくれたし、スナイパー仲間は全員殺されて自分は同じチームの中で唯一の生存者だとか・・・。つけられていた人の後ろに回って銃を突きつけ返したり・・・。

除隊する方法がなかった彼は(ターゲットを撃つという任務を拒否すると、彼が殺されるか彼の家族に被害が及ぶ)やむを得なく事故に見せかけて、下半身に大型機械を落としたらしい。腰骨が大破して口から血も吐いて、医者からは将来歩ける見込みはないと言われたけど、リハビリを死ぬほど頑張って歩けるようになったとか・・・。

まさに彼は「ボーン・アイデンティティー」のマット・デイモンを地でいく元スナイパー。

・・・・・とそのときは「すごーーーーい」と大興奮してしまったけど、こうやって文章にしてみると実際分からなくなってしまった。
静かに柔らかく話すデイブのジェスチャーがそれっぽかったし、当時のストレスを掻い摘んで話してくれたりしたけど、一体 真偽はどうなんでしょうか?

Monday, June 7, 2010

Memorial Weekend ②

メモリアルデーで祝日だった月曜日に、ビルと車で北へ1時間くらいの とこにある

Kent Fall State Park 


 Masadonia State Park

へピクニックに行きました。
うちの近辺も郊外郊外とは言え、ちょっと車を走らせるだけで、田舎へ。

朝9時に家を出てルート7で北に向かおうというその10分後、ビルがいきなりブレーキをかけました。何事?!と思っていると路肩に車を止めて「Come on!」
その日は道路脇に沢山の動物の死体があって(鹿2匹・ウッドチャック1匹・数知れずのリス)ビルが慌てて車から飛び出した理由は、カミツキガメ

道の反対側にある大きめの池の住人らしく、道を渡って散策をしてみたところまではよかったものの、かなりの勾配を登りきれず、元の池へ戻るのもかなりの車の行き来を目前にして右往左往していたところらしい。
このままでは他の車に轢かれてしまう!と慌ててビルが救助しに行ったというわけ。

On Memorial Day, we went to Kent Fall State Park and Masadonia State Park - 1 hour to north from our place.
On the way to go there, Bill found an alive snapping turtle (possibly a 10 year old female) on the busy side of the road.  Seems like she came from a big pond across from the road and got stuck in front of steepy woody area.  She was trying to cross the road again.  And here we go - Wild Bill to the rescue!



何はともあれ、目的地のKent Fall State Park へ。「Fall」とあって、見ものは滝です。
流れるトイレもあるし、備え付けのBBQグリルだってあるし、ピクニックテーブルだってあるし、駐車場だってあるし、私好みの州立公園。
いっぱいの家族連れでわんさか。




BBQをしたあと、昼寝を2時間くらいして、時間は既に4時半。
普通の人だったらこれで、岐路へ着くはず。翌日からはまた仕事だったし。
それが、ビル。
大喧嘩の結果、次の目的地のMasadonia State Park へ行くことに。
ここは日本かと錯覚するような道のうねりと狭さ。反対車線から来る車との行き来も難しい。
滝からのマイナスイオンを受け、沢山の鳥の声で癒された連休でした。