Friday, July 24, 2009

The Talented Ms. Irene

ビルの大学時代の友達であるアイリーン。
何回か私たちのブログにも登場してるので、かなりのボレモト通(ツウ)には「はいはい、一緒にビルが美大を卒業したあのアイリーンね」と分かってくれるかも。(くれたらうれしい)
彼女のブログがかなり面白い。
すごいアーティストである文才彼女が書く文章が、とにかく巧みで読んでて楽しい。
英語の勉強にもなるので、興味がある人はチェックしてみて下さい
美佐ちゃん&和美ちゃんの二人にはぴったりだと勝手に思う!
(o._.)o ドレドレ・・・
「Irene is my friend from college. She is creative and funkadellic!
Check out Irene's blog!!!」
↑ アイリーン ↑

Friday, July 17, 2009

早く終われ、世界恐慌~~

今日の電車の運転はやけに荒かった。
通路側に座っていると、ガタガタと上下左右に体が振られて、座席からずり落ちそうになった。
車でいうなら、タイヤがパンクしたような激しい振動も伝わってくるし、お子様ジェットコースター状態で、しばらくすると車内アナウンスが流れて「電車が故障しました。速やかに他の電車へ移動してください」とのこと。
言わんこっちゃない!

この経済状況のもと、去年今年だけで何万人もの電車通勤者が解雇されて、電車会社は収益がガタ下がり。
それにしても電車が古い。


結構周りのアメリカ人もピリピリしている。

家電を買いに行けば「去年に比べて給料が40%カットになった。ワイフは解雇された」とか店の人が喋ってるのも聞こえる。どこに行っても25%オフだとか50%オフだとかのセールが目立って、客引きをしてる。

大手自動車メーカーのクライスラーに続いて、GM(ゼネラル・モーターズ)が経営破たんした。
ビッグ3と呼ばれる中の2社が。唯一残りのフォードですら他同様経営危機。フォード社員の時給は約6400円らしい。そりゃそこまで人件費にお金をかけてれば行き詰るのも早いわ、と同情しづらくなる。アメリカは賃金の格差が日本以上に激しい。実力と喋りとコネと運とキレイな歯があれば、20代の人でも年収何千万というのは珍しい話ではない。そういう人は大体オーラが違う。成功者オーラが眩しい。自信満々に意気揚々と闊歩してるのを見るだけで「なるほどね」と納得してしまう。それが一歩側道にそれれば、缶を集めてお金にしてる人もいる。

アメリカの労働者の30%は違法労働らしい。違法労働者に対してきついコメントをする人もいるけど、そういう違法者たちは、自分たちは贅沢もせずに故郷にせっせと仕送りをしているすごい働き者なので私はすごいな~と感心してしまうばかり。

Monday, July 13, 2009

日々の時間はどこへ?

毎日毎日が充実してるわけでもないのに、時間が過ぎるのが早すぎる。
もう2009年の7月の半ばに入ろうとしてる。
一体どうなってることかと誰かと語り合いたくなる。
1999年の終わりにY2Kが一種の流行語にもなったのも、WindowsのME(Millenium Edition)が出たり、ノストラダムスの予言が~だとか遠い昔のようである割りに、あれから10年も経ったと言われればため息が出てしまう。
それをピーターパン症候群が少しあるビルに「それが人生」と諭されても納得しづらい!
毎月毎月のクレジットカード、住宅ローンや光熱費の支払のためにあくせく働いていて、まさに数年前に聞き出した「Working Poor」という言葉が頭をちらついて仕方ない。
20代が過ぎるのは早かったなーというと、30代はもっと早いというし、50代の人には40代が過ぎるのは更に早いと脅される。
週末朝11時に起きてる場合じゃないってば、私・・・。
(゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ...

Wednesday, July 1, 2009

人それぞれ・・・

数日前、トイレの窓につけるブラインドを買いに近くの大型ホームセンターである「Home Depot」に行った。閉店間近に行ったせいと、もともと最近のHome Depotのサービスの悪さも
あって、店員の態度はよろしくなかった。全然よろしくなかった。前回一人でおつかいに行った時は、確かトイレの便器の下につけるワックス状のものを探しに行った。Wax Ringというものの形も全く分からなかった私は、自分で探し続けるよりも真っ先に場所を聞こうと近くにいた杖をついてた店員に近づいていった。そしたら「What do you want!」と逆に切れ目に言われた。普通は「May I help you?」でしょう!とイラッときながらも、Wax ringがどこにあるか聞くと、杖でその場所を指して「あそこ」とだけ言われた。最初からそのもののがどんな形状をしてるか知ってたらすぐ目に入るものの、さっぱり無知だったので杖で指されただけでは困ってしまった。
そして、そのまた数日後に天井に付けたファンのリモコンを買いに行った。面倒なことになるのは目に見えてたから先に電話して、買おうとしてる型の在庫まで調べてから行った。リモコンの場所はすぐに見つかった。でも探してた型が置かれていなかったので、電気関係の担当者のところに行って在庫を探すように頼んだ。そしたらその人はゆっくり時間かけて、私が探してた同じ場所を何回も確認してた。「だーかーらー、いくら探してもそこにはないって!電話で4つ在庫あることは確認済」と伝えても「4つ在庫があるはずなのに、なぜここにないのだ?!」と堂々巡りになってる店員にまたイラッとしながらも、ラチがあかないと見限って、上の方に積まれてあるダンボールの山の中からそれを見つけ出すのに成功。とにかく働いている以上、客以上にものを知ってるのが当たり前でしょう!という常識はHome Depotでは通用しない。行く度に「もう二度と来ない!」と誓うものの、もう一つの大型ホームセンターLowe's(←こっちは専門家がそろって対応してくれるし、100万倍素晴らしい)は車で30分も走らせた遠目のところにあるので、簡単な買い物なら車で10分のHome Depotに来るのが理に適ってしまうわけで・・・。
このHome Depotで冒頭に書きかけた問題は起きた。
ブラインド担当の店員の態度がそれはもうえらそうで、ひどかった。私はもちろんのこと一瞬でムカムカきたけど、びっくりしたのはビルが「その態度は何だ」と本人に言い返したこと。文句があっても言えば言っただけ自分が嫌な思いをするからと、平和主義を守るビル。アリが家の中で大量発生してスプレーをアリの大群に撒きつける私に怒るビル。1匹の蚊くらいなら殺さずに自分の血を差し出すビル。そんなビルがその店員に言い返したもんやから(ただビルはその人と目は合わせず下を向いたまま抗議してたけど・・・)そっちに驚いてしまった。でもそのビルの行動が私のイライラに火を注ぐ形となって、私とその店員は1mという近い距離で真正面からにらみ合いの体制に入った。無言で軽く30秒は瞬きなしでにらみ合ってたと思う。私も客という立場なんでかなり強気だったと思う。これを知らない人相手に道端では絶対できない。ここはアメリカ。撃たれたり刺されたりしたら困る。(日本も最近は物騒なもんやけど)
昨日は仕事帰りに家の前に車を停めて郵便受けの蓋を開けたら、中で大量のアリとアリの卵がウヨウヨしてて「気持ち悪!」と嫌そうな顔をしてたところに、隣の家から14歳くらいの女の子二人がやってきた。「Welcome to our neighborhood」とホームメイド・クッキーを持ってきてくれた。日本みたいに引越ししてきた新住人が隣近所(アパートなら上下の階も)にタオルなり蕎麦を配ったりすることはない。アメリカは逆。こうやって近所が新入居者を歓迎してくれるのが一般的。
ということで、Home Depotの接客で嫌な思いをしたかと思えば、別の場所で感動を味わったりと、気持ちはとても忙しい。
そして、今日の帰り。
本来5時定時終わりのところ、5:04の電車に乗りたかったので、5時10分前にさっさと会社を出て、急ぎ足で一つ早い電車に乗った。乗って速攻iPodでPodcastを聞いていたのでいつ電車が出発したかも実際知らなかった。ふと「そう言えば同じところにずーーっと停車してるなぁ」と気付いた時には既に30分くらい止まったままになってた。車内放送もないしで、車内はザワザワし始めるし、クーラーが切れてムシムシし始めた。結局電車のエンジン問題で、1時間半も閉じ込められて、最寄の駅まで時速20kmくらいのノロノロ運転で行って他の電車に乗り換えた。
まだいつまで閉じ込められるままか分からなかった状態のとき、イライラしてた乗客のムードが一瞬柔らいだ瞬間があって、それは車内放送で言った車掌の一言。「エンジンに問題が発生し、ただいま修理を試みています。少しでも動く状態になればStamford駅まで行き、そこからは追って乗り換えの連絡をします。少しでも動く状態になるまでの時間は・・・少しでも動く状態になったとき連絡します」

私は「はぁ~~?」って感じだったけど、おかげで車内は爆笑になった。