Saturday, June 20, 2009

アメリカの結婚式とは・・・

先週末、ビルの従兄弟の結婚式にビル両親と出席した。私は会ったこともなければ、ビルですら会うのは10年振りとのこと。第1従兄弟(6人兄弟)であるといっても、遠縁になっている。
かなり義務的な理由で私も出席することになってしまった。

友達のでも家族の結婚式でもないので、正直「ふーん」という気持ちで過ごした。ただ、こっちの結婚式というのはダンス・ダンス・ダンス・・・。こちらの人たちは子供の頃から学校行事でダンスすることが多くて(プロムとか)私たちの運動会&体育祭時の振り付けの決められてるフォークダンスとは比べ物にもならない。国民性もあったり血筋もあると思うけど、とにかく95%の割合でダンス好きだと思う。「ダンスはあまり・・・」と言う人でもとりあえずどんな曲に合わせても一通り踊れるので、これから「あまり・・・」というアメリカ人は信用しないことにしている。

スローでもパーティ系のダンスチューンであっても、ダンスフロアに大集合して楽しげに踊るのを見てるとうらやましいの一色。私の場合、他にもたくさんいる日本人同様、ダンスすることから楽しさも生まれてこないし、ストレス発散にもならない、残念ながら。見てる方が全然楽しい。

アメリカでの結婚式の90%の時間はダンスに費やされる(あとは、スピーチ・ケーキカット・食事の時間)ので3時間は踊りっぱなしになっている。席に座っているのは中高年の人たちとか赤ちゃんとかだけなので、私が席に座って人間観察なんかしてると「あの人なんで座ってるの」的な目で見られ、いろんな人が「Come on」と誘いに来る。とりあえず、トイレに行ったり、飲み物を取りに行ったりで時間稼ぎをするものの、あまりもたず。ビルは気が狂ったように大量の汗をかきながら、たまにロボットダンスも織り交ぜて踊り続けていた。幸せな人。

自分とビル妹の結婚式のときは踊らざるを得ず、とにかくベロベロに酔っ払って乗り切った。

そして「オーー、アメリカ!」だと思う小道具があって、それはウェディングケーキの一番上に飾る10㎝弱の大きさのプラスチック置物。Cake Topperと呼ばれる。

これが伝統的なCake topper(↑)

これは私とビルが使用したもの(↑)

最近は面白いものがいろいろ出回っていて、ちょっとここで紹介。


まさに今の時代を象徴してる(↑)

夢見る乙女系(↑)

サッカー好きな花婿用(↑)







「Still Shopping」と書いてる花嫁不在バージョン(↑)
ゴルフ好きの花婿用。肌の色も結構選べる(↑)

ティム・バートン的(↑)



2 comments:

Akemi said...

私はどうしても「人前で」ってのが苦手かもしれない。誰も見てないし、気にしてないんだけどね、実のところ。例えばライブでも、たくさんいると割と平気だけど、10人位の客ん中で踊るって事は出来ないな~。昔、ガラガラのクラブで狂ったように踊りまくる友達(アメリカ人)の妹達を見て、「絶対出来ね~!」とある意味尊敬。しかし、外国人に言わせると、カラオケで人前で歌うのも、結婚式やライブで人前で踊るのも一緒なのに、なぜ出来ないのか?と・・・。微妙に違うよね?

Atsuko said...

そうかー、カラオケねー。そう考えたことはなかったなー。納得。
でもカラオケもめちゃめちゃ仲のいい人と以外では歌うのは嫌かも。

多分踊りも知らん人だけの仲に放り込まれたら出来るんだろうか・・・。知ってる人が居てるというだけで我に返って客観的に自分を見てしまうのか・・・。

確かに誰も見てないし気にもしてないんやけど、リズム感ゼロの私は恥が勝ってしまう。

私の出来たらいいなー、でも出来ないリストの上位2位は:
①ダンス
②スキューバダイビング

と憧れはあるけど、うーーん、出来へん。
(パニック症候群に陥ってしまうんで②は出来ればいいなーリストに常にある)