事件が起きたばかりで情報が少なく、その時は負傷者が出たということだった。コネチカットと言っても大きいと言えば大きいので「コネチカットのどこ?」となにげに聞くと、なんと、うちから45分東北に行った近所。この小学校には友達の子供も通っている。
そして、午後になると死者の数も公表された。
殺された大半が幼い子供とあって、ビルはショック大。
7月にあったコロラド州の映画館でのオーロラ銃乱射事件は、ビル叔母の近所だった。
10月に起こった米連銀爆破未遂事件は、私の会社の目の前のビルだった。
あまりにも近くで事件が起こり過ぎている。
アメリカと言えば、ステレオタイプ通りの銃国家。成人が免許証を見せて登録すれば、あちらこちらで銃と銃弾が買える。
周辺の人に被害は今までないものの、別の同僚の友達は強盗に合い、頭に銃を突きつけられて脅されたとか。
銃を多く所持してる他国であっても、ここまでの事件はめったに起きない。
アメリカでの銃規制が甘過ぎるのに加えて、社会的問題、教育問題がある気がする。
米コネチカット州ニュータウン市の小学校で発生した銃の乱射事件では少なくとも27人が犠牲となった。犠牲者の大半が5-10歳の子どもだった。乱射したアダム・ランザ(20)は自殺。ランザの母親、教師ら5人も射殺されている。オバマ米大統領はこの悲劇を受け4日の国喪を宣言した。
米国国内ではこうした悲劇がこれからどれだけ繰り返されるのだろうか、という問いが広がっている。同国の学校キャンパスで銃乱射事件が起きた例はこれが初めてではない。07年バージニア州の総合技術大学でも教室で銃乱射事件がおき、32人が死亡している。99年までは同様の事件はほとんど定期的に繰り返され、社会を大きく震撼させた。オバマ政権時代だけをとれば殺害された人の数こそ減ったものの、件数としては5度も起きている。ところが今回のように小学校で銃乱射事件が起きた例は今までになかった。
事件発生後、オバマ大統領はすぐに大統領府で演説を行い、米国では同様の悪夢があまりに頻繁に繰り返されるようになったことを認め、再発を防がねばならないと語った。オバマ大統領は声を震わせながら演説を行い、涙を禁じえなかった。
「 米国はこうした事態をあまりに頻繁に繰り返してきた。ニュータウンの小学校、オレゴンのショッピングモール、ヴィスコンシンの教会、オーロラの映画館、シカゴの街頭。これは全て私たちの町であり、私たちの住む地区だ。この子どもたちは私たちの子どもたちだ。こうした悲劇を二度と繰り返さないために、我々は決心を固め、効力ある措置をとらねばならない。政治に気をとられている場合ではない。」
(http://japanese.ruvr.ru/2012_12_15/sandy-hook-ransha/)