Monday, July 12, 2010

Afternoon @ Crysler Building

金曜日の朝、同僚を話をしてる最中いきなり歯の詰め物がとれた。
アメリカの保険制度は最悪で、国保がなく全てがプライベートの会社から購入しないといけない(車の保険みたいに)
しかも、健康保険には歯医者と眼科はついてこないので、希望者はさらに別個で買わないといけない。歯医者はさすがに追加購入してたものの、留学時代を入れても(このときは保険には未加入だった)アメリカに来てから一度もアメリカの歯医者に行ったことがなかった私。
藪医者も多く、どう判断したらいいか分からなかったのと、とりあえず医療の請求額が高すぎるアメリカで、なるべく後回しにしていた歯の治療・・・。

「アメリカ人は歯が命」とは本当のことで、歯の保険に入っていると1年に2回 歯の掃除がただになるし、半年に1回は歯の検査をして初期段階で虫歯を見つけようとする姿勢が大きい。歯並びに至っては取り付かれたかのような騒ぎよう。子供のときに矯正を済ませる人もかなり多い。
歯並びと歯の白さが原因で職探しの結果が変わることもある。
(こんなに歯に対して敏感なのもアメリカ人くらいで、お隣のカナダはそこまでじゃないし、イギリス人はガタガタが多い。そしてそれもアメリカ人にとってはジョークの対象になっている)
ちなみに、日本人には愛嬌があるとされている八重歯もこっちでは「汚い歯並び」とされてしまう。容赦なし。

今回大きな詰め物がとれてしまって、歯に大きな穴が出来てしまった。ほっとくわけにもいかず、同僚が勧めてくれた、うちのお客でもある歯医者にさっそくその数時間後に行くことにした。

会社に近いので仕事が抜けやすいという事情でも選んだこの歯医者、場所がなんとNYの観光地の一つとして超有名なクライスラービルの69階。エンパイヤーステートビルと並んで概観がきれいな高層ビルとして、写真を撮ってる観光客で前の道とかは結構賑わっている。

My first dental experience in America was great!  Except the payment part, of course...
Friday morning I was talking with my co-worker, and all of a sudden, a crown came off.
So I decided to take care of my big hole in the tooth.

The dental office I (actually my co-worker) chose was something that you couldn't ask for better location - in the office of Crysler Building in NYC!
Although there is an amazing dental office whose interior is "zen" style - small water fall in the lobby and foot massage during the treatment!!!!!!  I heard they charge big bucks and I am sure that kind of places are for the rich.
I chose this dentist because 1) the office is the closest from my work 2) she is our customer (I work in dental business), and I was desperately hoping she would give me some sort of discount and 3) she's got a good reputation from my co-worker.
It was gorgeous enough to go upstairs of that famous Crysler Building, that you are not normally allowed to go anywhere but its lobby.
What an experience!
I just wish the bill for the treatment never came to me!!!!
Oh, another stress.


エンパイヤーと違って展望台がないので、通常は入れて1回のロビーまで。上の階に行くにはれっきとした用事があって且つセキュリティーが持ってるリストに名前が載っていないと通してもらえない。

なので今回初めて上へ上がることが出来た。57階まで行き、Tower用のエレベーターに乗り換えて69階へ。エレベーターを降りると通路もなく、目の前が受付で少々戸惑った。

生まれて初めてのアメリカでの歯医者の経験だった。他の人から言われていた通り、何人かの先生がオフィスを共用していて、全てが個室。(なので予約の電話を入れる時「誰々先生でお願いします」と名指さないといけない)
歯医者とそのアシスタントがついて、最初から最後まで付きっきり(日本の歯医者のように、数席横並びで、セメントが固まる間、先生が他の患者を診るということはない)

違いと言えば、柔らかなクラシックがかかっているわけではなく、最新のポップ音楽が静かに流れていたのと、先生の服(下参照)と手袋の色が鮮やか。アメリカ人女性に人気の紫だった。


使ってる機械だとか、流れは日本とほぼ同じ。私の会社の製品を使ったことをきちんと確認して、治療は1時間で終了。
2年くらい歯医者に行っていないことを伝えると「それはダメダメ」と早速来週火曜日に虫歯チェックの予約を入れさされた。

会社で歯科材料部在籍のくせに、アメリカで歯医者に行ったことがないというのは自分でもすごいことだと思っていたし、社会見学の意味でもよかった。

ただ・・・。この1時間の治療(麻酔・局部レントゲン・詰め物)でおそらく数万円!(請求は後日郵送されてくる)保険適用でのこの高額さ!!!
何とかして欲しい、オバマさん。

Tuesday, July 6, 2010

Bill the Birder


ビルが手に持っているもの・・・
ウ××ではないですよ。

実はこれ、Owl Pellet と呼ばれるもの。

Owlとは日本語でふくろう。
ふくろうは肉食。小型哺乳類(ねずみとか)や小さい鳥や昆虫を食べる。
ビル曰く、ふくろうと言うのは、採った餌を飲み込んで、肉とか脂肪分とか消化できるものと出来ないものに分けて、消化できない部分は吐き出すのだとか。ネコが吐く毛玉みたいに。
分解してみると、食べた鳥の羽がまるまったものだとか小骨だとか、昆虫の足だとか、ねずみの歯とかが出てきた。
ふくろうの生態を見るには格好の観察物らしい。

Nature people would know what Bill is holding in his hand.
I really thought he got some animal's poopy, no doubt.
This is called an "owl pellet"

What is an Owl Pellet???
"Owls generally swallow their prey, small rodents and anything else they can manage to catch, whole. Their food travels directly from their mouth to their gizzard, an organ that uses sand particles, gravel, and digestive fluids to grind and dissolve the parts of the prey that can be digested. After the fat, muscle, skin, and internal organs have been broken down by the owl's gizzard and intestines, the owl is left with parts that cannot be digested. The teeth, claws, bones, fur, and other indigestible parts of the owl's prey become an owl pellet."


私に説明したあと、猫たちにも説明をするビル先生(上↑)
「Here.  This is called an owl pellet.  What is an owl pellet?  Good question! An owl usually...」
野生のものを食べた野生のふくろうのOwl Pellet を触っているけど、本当はサルモネラとかの危険性もあるらしい・・・。私も触らされたけど。

REJY

ビル父のグリーンハウスの中にはいくつかのツバメの巣があって、その中のひとつの巣から雛が落ちているのを発見したビル。すぐ真上の巣に戻してあげたものの、また翌日には同じ場所に落ちていたらしい。どうやら、強者〉弱者の式はこの世界でもあるらしく、弱い者を蹴り落として自分はもっと餌を得ようとする鬼兄弟のサバイバル戦争に負けた子をビルは家に連れてきた。
名前はRejy(Rejectから)

One night, Bill brought a swallow from the farm.  He fell from the nest in the green house a couple of times.  Seems like this guy was way too weak and that his brothers kicked him off the nest.  Bill named him REJY after "reject"
He tried to twitter but no sound came out.


口を大きく開けて鳴くものの、弱弱しすぎて声にならない。
ネコ缶と水を無理やり口にもっていって食べさせてみる。
時間はかかったもののなんとか飲み込んでくれた。
そのあと、お腹をさすってうんちを促すと、これも時間がかかったもののしてくれた。
下を向いたままで息が荒い。

We fed Rejy some cat food and water, but by 4:30 next morning, he couldn't make it...


私が1時半ごろに確認したときはまだ、荒い息のままだったのに、ビルが朝4時半に見たときは死んでいました。R.I.P.