ビルが過労による肺炎と闘いながらも、我が家のリフォームは続く。
イタリア(タイルが有名らしい)の血が4分の1あるビルは、いろんな事に器用だった。
始めキッチンのカウンターをよくあちこちで見るプラスチックのマイカと呼ばれる素材にするつもりが、自分たちで見積もってみると約7万円。「タイルにしたら格好いいかも?!」のビルの一言で、素材価格がそこまで変わらなかったこともあり、思い切って御影石で敷き詰めたカウンターに大改造することになった。もともと白だったから、逆に黒にしたらシックでモダンになるとウキウキしながらHome Depotにある在庫全てを買い占めた。
セメントボードと呼ばれるセメント版ベニア板をまず下に敷いて、ダイアモンド型にタイル専用ボンドで貼り付けていった。それから、タイルとタイルの隙間にグラウトと呼ばれるセメントを注入(タイルが黒なので、濃灰色をチョイス)
床が非常に汚れたものの、近い将来今の床(6角形のプラスチックを並べて繋げた非常に古臭いデザイン)を剥いで、はだしで歩けるように新しい床を敷く予定なので、黒ずんで汚くなってもさほど気にもせず。
それにしてもアメリカ人というものは、日本だとプロに頼むことでも自分たちでやってのけるDIY(Do It Yourself)感覚が鋭い。ま、私たちの場合はプロに依頼するお金はないので、ビルがハンディーで万歳。更なるリフォーム行程はいずれ・・・。
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そんなまだゲストをお迎えするどころではなかったときに、カリフォルニア時代のめちゃめちゃ仲の良いゆみちゃんが彼女の30歳の誕生日を記念して、遊びに来てくれた。快適な家を提供できず申し訳ない・・・。
私とゆみちゃんは弾丸トーカー。電話をすれば4時間は当たり前。とりあえずお互いよく喋る。喋りすぎで喉が痛くなるのは日常茶飯事。
ということで、マンハッタン勤務が9ヶ月になるくせに、会社と家の往復のみで、未だどこがどこにあるかも何にも分かっていない私と、11年振りにNYを訪れたゆみちゃんとの観光が始まった。
自由の女神あたりはお互い何年も前に済だったたので、今回は自由の女神に次ぐベタな観光スポットへ行った。
その中の一つは、NY Public Library(ビルの聖なる映画であるゴーストバスターズのロケ地)。観光客が多くて、館内で普通に勉強してたりリサーチとかしてる人たちには迷惑極まりない。私たちは地元人っぽく図書カードを作ってみたりした(いつ本を借りる機会があるか分からんし・・・。ないない!)
他に行った場所と言えば、クライスラービル・五番街・ブルックリンブリッジ・サウスストリートシーポート・ワールドトレードセンター跡地・ウォール街・・・などなどマンハッタンは有名な場所が多い。博物館&美術館も多いし、セレブの家も多い。私のカメラに入ってる他に行った観光地は国連。いつもは万国旗がわっさわさと風になびいているものの、今回は何にもなし。馬に乗った警官もおらず(週末だったから?)
↓ 銃口が結ばれた平和を訴えるオブジェ ↓
NYと言えばもちろんブロードウェイ。通常価格では1万円以上はしてしまうので、前もって半額チケットをネットで購入。「シカゴ」を見に行く。2時間半のショーも楽しくてあっと言う間。
そしてタイムズスクエアのど真ん中でジャンプ。
「写真撮ってもらってもいいですか?飛ぶんでお願いします」っていきなり言っても「は?!」と言われることはなく、みんな快くジャンプの瞬間を頑張って撮ってくれる。
とにかく観光客の数が半端ない。カメラと買い物袋をいくつもさげた人たちでゴミゴミしている(渋谷のスクランブル交差点ほどではないけどね)
「シカゴ」で高度の高い歌とダンスを見た直後で興奮冷めやらぬ状態の私たちは、その場で立ち見の「マンマミーア」を購入。$21と安い!ビルのiPodでABBAの曲(全ての挿入曲がABBAのもの)を予習しておいてよかった!最後はみんながスタンディングでABBAの「ダンシング・クイーン」を熱唱。分かりやすい可愛らしい話だった。
2夜連続で終電を逃した・・・。
マンハッタンはエキサイティングでアートな街だと再確認。
見ること&すること&買うものが山ほどある。
でも私はそこに住めって言われたら絶対断るけど。
車の排気ガスと人ごみとのミックスで酸欠になる。