Monday, August 17, 2009

寝過ごしクイーン

最近気持ち的にゆっくりとしていないからか、ビックリするくらい寝坊をする。
おととい仕事が終わって家に帰ったのが8時前。ビルと晩御飯を食べて大型ホームセンターであるHome Depotへ行った。ネジやら木材やら必要なものを買って家に帰ったのが10時半。その時点で目を開けているのも辛くなり始め、顔も洗わずベッドに入り、翌日「そろそろ起きろ」とビルに起こされ「寝坊したっぽい。10時半とかかな?もしかして正午前とか?!」と目覚ましを見ると、はてさて昼の3時だった (ノ_-;)ハア…
寝すぎやろと自分に呆れた反面、ビルに起こされなければ多分その夜中まで目が覚めなかったであろうという自信もあった。
昨日は5時に友達のBBQにお呼ばれされていたので、遅刻するわけにはいかん!と急いで準備をして出掛けた。
昨日という一日の短かったこと・・・ o(´^`)o ウー
10日ほど前には帰りの電車でうとうととして、車掌さんに起こされた。
「いつもMerrittで降りてるよね?過ぎたよ」と。
白人率の高い地域なんで、私みたいなアジア人は目立つ。
大都会じゃあるまいし、一駅乗り過ごすと大変。次の駅のWiltonと私の駅Merritt7は大体7分の距離。反対車線から上りに乗りなおして帰ってくればいいというアイディアは、時刻表を見て砕けた。その時点で6時半。上りの電車は3時間後の9時半までなかった。小さい駅でタクシーなんかもない。7分の距離くらい歩くしかない、と誓わざるを得なかった。その考えが私まだやっぱり日本人。アメリカの郊外の道は、それはもう「歩行者アンフレンドリー」。さすが車社会アメリカ。歩行者や自転車たちのことを考えて道が作られていない。えらいグネグネと曲がりくねった道ですらカーブミラーがないのがその証拠。運転手たちも歩行者がまさかいるなんていう前提で車を走らせていない。「巻き込み確認」という言葉が存在しないかもしれない国、アメリカ。あとやたらと道が少ないアメリカ。歩行者オンリーがギリギリ通れるかなんていう近道は存在しない。
なので、電車みたいに直線を歩くのは不可能。図でしいて言えば、正三角形の斜めが電車で車道はL字90度の2線。とぼとぼと歩行者道のない車のギリギリ横を歩き始めた。何回も言うように歩行者アンフレンドリー、つまり横断歩道なんてない。なので3,4車線の道を渡るにも一苦労。曲がり角は特に注意して獣道を迂回。歩く羽目になるとは予想もしていなかったので、スニーカーなどというものは用意しておらずひたすらサンダルで歩いた。
車に轢かれないように後ろをしょっちゅう注意しながら、結局1時間半歩いたところでビルの帰宅時間になった。途中で拾ってもらいMerritt7に停めている車のところまで送ってもらった。
疲れてしまったのか、翌日も寝坊。普段起きる6時をはるかに過ぎて7時半だった。7時半といえば既に電車で半分の距離は乗ってる段階。1時間遅刻で仕事にたどり着いた。
その数日後、乗り過ごした私を起こしてくれた車掌さんのシフトの電車に乗った。「あれからちゃんと家に帰れた?」と聞いてくれたので「実はあれから1時間半歩いて帰った」というと「歩いて?!それはクレイジー過ぎる」と激驚。歩きなれていない郊外住居人、「これから寝過ごさないように見といてあげる」と言ってくれた。口だけかと思いきや、それから毎回会うだびに「最近寝過ごしてないか?」と聞いてくれ、私の降りる駅が近づけば「もうすぐ駅」と確認しに来てくれ「さ、Time to go home!!」とドアまで先導してくれるようになった ー((( ^o^)ー(( ^o^)ー
若く見られがちなアジア人。よっぽど可哀想な子に見られたらしい。