Tuesday, December 30, 2008

Septic & Home Inspection for Bittersweet

今日はプロに依頼した、Bittersweet TrailSeptic(下水)とHome Inspection(家の検査)に立ち会うため、コネチカットにやってきました。
日本はどうだか分からんが、都会に近ければ、City Septic なるものがあって、つまりは市の下水処理場に運ばれ問題はない。でもアメリカの多くの家の下水は以下のようなシステムになっています。各家が地下にマイ下水システムがあって、これも土地が広いアメリカのなせる技。
家から出た下水はSeptic Tank と呼ばれる汚水処理タンクにまず入って、その後Leachfield と呼ばれる浸出フィールドに最終的に行く。
今回のBittersweet ではこのLeachfield が異様に小さいとのこと。あと数年したら新しいのに交換しないといけなく、最悪150万円ほどかかると言われてしまった。

そして、一番やっかいなHome Inspection・・・。これは下の絵にもあるように、とりあえず家全ての検査になるので、時間もかかる(私たちで3時間もかかった)。
壁紙が剥がれかかっているとか、棚が・・・とか細かいことよりも、身の危険に関わることや、購入後に莫大な修理代がかかるなど、大きなスケールでものを見てくれる。
今回見つかった要修理があまりにも多すぎて(予想はしてたものの)ショックからなかなか癒えない私・・・。
① 家の表と裏にあるウッドデッキが両方腐っているのでとても危険だということ(高額)
②屋根2箇所から雨漏りがあるからその部分を補強しないといけないということ。
③Furnaceを丸ごと変えないといけないということ(高額)
この家の場合、冷房暖房ともにこの以下の絵のFurnace使用する非常に重要なものである。
④窓が古くて、開け閉めさえも大変。
⑤これら以外に、この家がとにかく古くて内装がありえへんくらいにひどい!(この家が建てられた1969年のまま時が止まってるくらい)


ここまで、修理・補強・内装工事がありすぎる家をなぜ購入しようとしてるかというと・・・

日本とも共通することであるけど、より良い環境にある家は価値が高い。より良い環境の定義はと言うと、一般的に人が住みたい場所かどうかと言ういたってシンプルなもの。人が好んで住まない土地に豪邸を建てたところで、その家の価値はしれてる。BittersweetがあるWiltonというところは、結構環境がいい土地にあたる。マンハッタンまで通勤範囲であるし、お上品な人が多いホワイトカラーなとところ。Winton高校はコネチカット州で第2番目に頭がいい公立高(アメリカの公立高には受験というものがない。私たちの小学校や公立中学校のように、住んでる家から一番近いところに行くのが常識。更にお金を払えば他の高校にも通えるらしい)というだけあって、施設が整い教育が行き届いた町であるらしい。町並みもごみもないきれいなトコロやし・・・。あと、アメリカの家は改装してキレイにすればするほど価値がグンと上がる。300万ほどかけて改装した家の価値が1000万も上がるというのもよく聞く話。ということで、これから何年もかけて少しずつ直していって資産価値を上げようというのが私たちの計画。
そして、お待たせしました。これがBittersweet Trail の家です!!

正面玄関に行くまでスパイラルの階段がある。ここに見られる手すり付きのウッドデッキが腐っている。左側のデッキは奥の家全体まで土台ごと繋がってるので、修理にかなりお金がかかってしまう・・・困った。

異様に広い暖炉ありのリビングルーム。左右に(腐った)ウッドデッキがある。

明るいダイニングルーム。隙間の奥(左)がキッチン。右のドアはスパイラル階段を登った正面玄関。窓が大きくて光がよく入るのはビッグプラス。

あとは、検査ではまだ残ってる水とラドンを残すのみ。床の張替え・屋根の補強など普段なら業者に依頼するところ、そこまで予算もないのでビルと二人で自分たちでやる予定。結構ネット見たらやり方が載ってたりしてとても便利。業者を通したら普通にコストの2倍以上も取られてしまうし。

余談  この家のオーナーは寝たきりの78歳の未亡人。今日検査の人とで彼女の部屋に入ったら(もちろん私たちが来ることは分かっていた)「警察呼ぶぞー」と叫ばれてしまった。引き渡すのが嫌らしい。

Sunday, December 28, 2008

Stress After Stress

家探しは楽なもんではない。
Cooper Rd. が決まり、下水チェックとHome Inspection(家自体の調査)をしてもらったかと思いきや、以前価格交渉していた家から再度検討してみないかとオファーが来て、土壇場でCooper Rd. を蹴り、新しいBittersweet ハウスの下水チェックとHome Inspection をすることに・・・。
すっかりCooper の人間になるものと思っていたので、気持ちを切り替えるのが大変!Cooper に費やしたお金(十数万円)は残念ながらドブに捨てることになってしまったけど、今回のBittersweet がいい方向に向かうことを祈る!!!

師走にも関わらず、29日(月)にBittersweet の家調査のため、最後コネチカットへ向かうことに・・・。今回の家は、寝たきりの女性が所有する家で、広いけど何しろほったらかしだったもので、以前見た限りでは壁の木は腐ってるし、とにかく全てが古い!
家が古いから直しもかなり必要なのでこの土地柄(中級~上流家庭の家が並ぶ)にしては非常にお手頃価格。
House Hunters(←私たち)のその後は追って更新します!

Sunday, December 21, 2008

Cooper Couple Cooper Couple, One of Us One of Us!

アメリカ人は半年から1年かけてじっくり家を探すというところ、私たちは家探しを始めて2ヶ月・・・。
NYロングアイランドから隣のコネチカット州まで車を走らせた。
コネチカットへの旅:通算5回
見てきた家:約50件
Mr.Redfordの異変:1回
泊まったホテルの数:3件
使用したフェリーの回数:4回
電話の回数:Unlimited
不動産屋のオフィスでトイレを使用した回数:Unlimited
そして、これが私たちがほぼ購入する予定の
マイホーム
です!!
いくつかの家にはこちらの希望価格を伝えてきたものの、なかなか折り合わず。予算内の家であっても家自体に問題があったり・・・。世間ではバイヤーズマーケットと言われながらも、私たちと同じ立場のハイエナが山といて、気に入った家が市場に出たとしてもその日のうちに行動に移さないと他の人に取られたりして。ハイエナたちがどういう動きに出るかとかも重々予想しておかないといけなく、ビル母の意見に頼ったこともしばしば。その家の本当の価値を見極めないといけないし、悪いところがあればどう改造できるかもイメージしないといけなくて、この2ヶ月間かなり!勉強になった。その家があるエリアも研究した。この家は2ヶ月の間で1000万円も値段が下がった
マンハッタンまでは最寄の駅から1時間半ほどで、ほどほどに離れた自然いっぱいの場所。
ビルの自然いっぱいな広い家という条件と、私の最寄の駅まで近くて近所とも近すぎず遠すぎずの暖炉ありの家という条件に合った予算内の家で、こちらが提案した値段の少し上乗せ金額で同意した。
これから、その家を購入するための契約をするまでの間に、家のチェック(下水・ワイヤー・水・シロアリ・ラドン*など)を別の業者に依頼して、全て合格であれば晴れて契約に移る。ただそのチェックできる期間が営業日5日間と非常に短く、契約終了締切が1月30日と、時間がない!1月30日までにローン審査も通らないといけない。とにかく今までもバタバタしてきたけど、更に忙しくなることが予想されて今からすごいパニック!!コネチカット遠いし!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
《*ラドンは無色無臭の気体で希ガスの中でも最も重い元素ですある。保険衛生面からは、ラドンは気体として呼吸器に吸い込まれ、その娘核種が肺胞に付着することでウラン鉱山労働者などに放射線障害を起こしやすい。公衆の発ガン性リスクとしては、石造りの家、地下室などの空気中ラドン濃度調査が重要である。発癌性があると勧告されており、土壌に含まれるラドンが地下室に蓄積することなど、危険性が指摘されている。》
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

Cooper Rd.

リビングルーム(暖炉付き)
キッチン(冷蔵庫・ストーブ・電子レンジ・食洗機付き)
結構古いものなので、買いなおさないといけないものも多い。


リビングから外に出れる。

キッチンからの様子。奥の部屋がリビング。
これからのチェックやローン審査など忙しくなるけど、乞うご期待!!

Friday, December 19, 2008

雪や こんこん

明日は吹雪になって、15㌢積もるとか・・・。
これが序の口だと思うとコワイ・・・。